------------------------------------------------------------------------- FRetted is for Easy alTernate Tunings on your EPOC Device written by ktkawabe@hi-ho.ne.jp 0: 最初に 1: 特徴 2: 機能 * 演奏 (画面タップ) * 音叉 (Ctrl+A) * ミニクイズ (Ctrl+N) * Preferences (Ctrl+K) * Change Instrument (Ctrl+I) 2-1: サポートされていない事 3: 注意 4: Frettedの使用条件 ------------------------------------------------------------------------- 0: 最初に Frettedは、フレットが打たれた弦楽器 (ギターやウクレレなど) をより楽しむた めに作成されたプログラムです。 画面に表示された指板の絵をタップして演奏したり、音叉として使用するという ありがちな機能の他に、音高当てクイズ機能があります。 色々な楽器、様々なチューニング、様々な見かけをユーザー定義出来ます。 デフォールトでは、ギター/バンジョー/ウクレレ が利用可能で、 6弦ギター 9種、5弦ギター1種、5弦バンジョー3種、ウクレレ3種 のチューニングが最初から定義されています。 EPOC Release1から EPOC Release5までの、所謂 Unicode版でないEPOC (Psion Series5/ 5mx/ 5mx Pro/ 5mx Pro 日本語版 /Series 7 /netBook /Revo /Revo+ /Mako /Geofox /Osaris /MC218)で動作します。 しかし、タッチパネルが使えないと意味が無いので、Geofoxでは苦しいでしょう。 1: 特徴 Frettedの唯一の特徴は、多彩な楽器定義です。 *任意の弦数(10弦まで)、任意のチューニングを簡単にユーザー定義できます。 バンジョーの様に、途中から弦が増える様な楽器もサポートしています。 デフォールトでも、 6弦ギター 9種 (スタンダード/ Open D/ Open E/ Open G/ Open Dm/ Dropped D/ Dropped G/ CGDGAD/ DADGAD ) 5弦ギター 1種 (Open G) バンジョー 3種 (G/ C/ D) ウクレレ 3種 (スタンダード/ Low-G/ アメリカンチューニング) が定義されています。 *楽器ごとに、ポジションマークを任意のフレットに簡単に配置する事が出来ます。 *ポジションマーク形状自体も、デフォールトでドットとブロックが定義されており、 簡単に変更する事が出来ます。また、簡単ではありませんが、新しい形状をユーザ が定義する事も可能です。 楽器定義の方法については、readme_def_jpn.txtをご覧下さい。 2: 機能 実際のところ、大した機能はありません。 * 演奏 (画面タップ) 画面をフレットボードに見立てて演奏出来ます。ただし、Psionのスピーカーは 低音再生能力に乏しいので(高音は結構行けますが)、デフォールトの楽器定義 ファイルでは、ギターの音程は実際より2オクターブ上げています。 * 音叉 (Ctrl+A) Aの音を鳴らします。 * ミニクイズ (Ctrl+N) 全12問の音高当てクイズです。 まずコンピュータが適当な音を鳴らします。 あなたは規定時間内にそれと同じ高さの音を鳴らして下さい。 正解すれば点が入ります。早く正解すれば大きな点が入ります。 一問につき一度しか音を鳴らす事は出来ません。 4問毎に正答率と得点が表示され、この時点で正答率が50%を下回っていれば ゲームオーバーです。正解を重ねるうちに回答時間が短くなって行きます。 * Preferences (Ctrl+K) Pitch Of A: 基準A音の周波数を設定します。デフォールトは440Hzです。 あまり意味は無いでしょうが、小数点以下も指定出来ます。 Volume : 音量を指定します。1から100まで。 * Change Instrument (Ctrl+I) 楽器を選択します。 2-1: サポートされていない事 楽器的には: 複コース弦を持つもの (マンドリンや12弦ギター等) -> サポート予定無し フレット間の音高の差が半音で無いもの (マウンテンダルシマー等) -> サポート予定無し 弦ごとにスケール長の違う楽器 (低音弦側がベースのスケール長で高音弦 側がギターのスケール長、等) -> サポート予定無し チューニングや弦長を一時的に変化させる事の出来る機構 (Bベンダー等) -> サポート予定無し カポタスト 音的には: ちゃんと楽器っぽい音を出すこと -> サポート予定無し 和音を出すこと -> サポート予定無し チョーキングやアーム等で連続的に音高を変化させること -> サポート予定無し 見かけ的には: メイプル等の白っぽい指板 クイズ的には: 特定音名について、指板上の全てのポジションを回答する 特定スケールを弾く (この辺はぼちぼち充実させて行くと思います) 3: 注意 音を出すのは電池を食います。電池が残り少ないと、音が出なかったり 反応が鈍くなったりしますので、気をつけてください。 4: Frettedの使用条件 Fretted (以下、本ソフトウェアと表記)は、 河邊 (ktkawabe@hi-ho.ne.jp、以下作者と表記)が書いたものです。 本ソフトウェアについて、作者はいかなる保証もいたしません。本ソフトウェア の使用もしくは不使用により生ずるいかなる不利益または利益に対しても、作者 は責任を負いません。 本ソフトウェアをエンドユーザーとして使用するだけでしたら、以上の条件に了 解いただけるだけで十分です。 再配布やソースコードの再利用等の際には、以下に示すいくつかの注意点を守って いただける限り作者に御連絡下さる必要はありません。 A) バイナリ形式であれソースコード形式であれ、本ソフトウェアを改変せずに再 配布する場合、もしくは本ソフトウェアの改変/改良版を配布する際には、本文書 (Frettedの使用条件) を含めてください。 これは、改変/改良版について新たな利用条件を設定してはいけないという意味で はありません。 B) 本ソフトウェアをもとに全く別の新たなソフトウェア (以下派生ソフトウェア と略記)をお書きになった場合 (例えば本ソフトウェアの PROCをいくつかコピーし て使ったなど) には、以下の3点を守ってください: B-1) 派生ソフトウェアが本ソフトウェアの作者により作られたものであると誤解 を招く様な表示/非表示はしない。 B-2) 直接的にであれ間接的にであれ、本ソフトウェアの作者が派生ソフトウェア の使用や不使用に関して責任を問われる場合があると誤解を招く様な表示/非表示 はしない。 B-3) UIDは再利用しない。 C) 本ソフトウェアには、Symbian の配布する "再配布 可能コンポーネント"である buffer.opxと music.opxが含まれています。 (Symbian OPL SDK license agreement により義務付けられた表示: "This product includes software licensed from Symbian Ltd (c) Symbian Ltd 1998-9.") 本ソフトウェアの改変や再配布には、本文書 A)およびB)に加え、これら二つのOPX の利用条件である OPL SDK License agreement が適用されます。 本ソフトウェアに限定して言えば、OPL SDK License agreementによって禁じられ ているのは大まかに言えば以下の行為です: C1: fretted.sisの中に埋め込まれている buffer.opxやmusic.opxだけを取り出して 再配布する事。 C2: fretted.sisの中に埋め込まれている buffer.opxや music.opxに対してリバー スエンジニアリングを行う事。 C3: 本ソフトウェアのドキュメントから、Symbian OPL SDK License agreement により義務付けられた表示を除去する事。 上記C1/C2/C3の3つの行為を行わない限り、再配布によって Symbian の主張する権 利を侵害する事は無いというのが作者の解釈です。 どうしても心配な方は、Symbianの OPLSDKを取得して OPL SDK License Agreement を読んでください。 以上。 Doc ver. 010