1: フォルダセレクタの大まかな操作法 2: キー操作リファレンス 3: 用語解説 1: フォルダセレクタの大まかな操作法 (「」内の用語については 「3: 用語解説」を参照): # フォルダセレクタ自体、深く考えずとも使えるようになっている # と思いますので、ここではごく簡単に解説します。 # より効率よく使用したい方は、是非 「2:キー操作リファレンス」 # と「3:用語解説」もご覧下さい。 適当にキーを押したり画面をタップしたりしつつ希望のフォルダに 移動して行き、最後に Enterキーを押す事で確定します。基本的に、 フォルダの頭文字を順次押して行く事で希望のフォルダに到達しま す。例えば、最上位(ルート)フォルダの下の ML\psion-ml\というの を選択したい場合、まずMLが出るまでmキーを押し、次に ML\psion-ml\ が出るまでpキーを押せばよいのです。 例) 自分の扱っているディレクトリ構造が C:\Messages\ C:\Messages\From\ C:\Messages\From\cars\ C:\Messages\From\ktkawabe\ C:\Messages\From\rey\ C:\Messages\ML\ C:\Messages\ML\psion-ml-j\ C:\Messages\Out\ で、C:\Messagesがルートである場合には、起動直後、画面には C:\Messages\の一「階層」下までのディレクトリ構造が表示され、 C:\Messages\が反転表示 になっています。つまり画面は C:\Messages\ (反転表示) C:\Messages\From\ C:\Messages\ML\ C:\Messages\Out\ のようになっています。 ここでmキーを押すと、このキーにマッチするものが検索され、 反転表示がC:\Messages\ML\に移るとともに、C:\Messages\ML\が 「展開」されます。画面は C:\Messages\ C:\Messages\From\ C:\Messages\ML\ (反転表示) C:\Messages\ML\psion-ml-j\ C:\Messages\Out\ となります。 更にここでpを押すと、C:\Messages\psion-ml-j\に反転表示が移る とともに、C:\Messages\psion-ml-j\が「展開」されます。 この例では、C:\Messages\psion-ml-j\の下にはディレクトリは無い ので、画面表示は C:\Messages\ C:\Messages\From\ C:\Messages\ML\ C:\Messages\ML\psion-ml-j\ (反転表示) C:\Messages\Out\ の様になるでしょう。 Enterキーを押せば、C:\Messages\ML\psion-ml-j\が選択確定されます。 2: キー操作リファレンス: *普通のキー(小文字アルファベット等) 画面上に、フォルダ名の先頭が入力したキャラクタと同じ(大文字 小文字の別は無視)ものがあれば、そこに移動してからそのフォルダ を「展開」する。 マッチするものが無く、かつ現在のフォルダが閉じられていれば、 現在のフォルダを「展開」する。 移動前のフォルダが移動後のフォルダの「親」で無い場合は「閉じる」。 例えば画面上で C:\Messages\ C:\Messages\From\ C:\Messages\From\cars\ C:\Messages\From\ktkawabe\ C:\Messages\From\rey\ C:\Messages\From\psion\ C:\Messages\psion-ml\ が表示されており、C:\Messages\From\にカーソルがあるとする。 この時、pを押すと、カーソルは C:\Messages\From\psion\ に移動すると共に、C:\Messages\From\psion\が「展開」される。 C:\Messages\From\ は、C:\Messages\From\psion\の「親」なので、「閉じ」られない。 したがって、画面は例えば以下の様になるでしょう。 C:\Messages\ C:\Messages\From\ C:\Messages\From\cars\ C:\Messages\From\ktkawabe\ C:\Messages\From\rey\ C:\Messages\From\psion\ <--- ここにカーソル C:\Messages\From\psion\support\ C:\Messages\From\psion\Teklogics\ C:\Messages\psion-ml\ もう一度 pを押すと、カーソルは C:\Messages\psion-ml\ に移動し、C:\Messages\psion-ml\が「展開」される。 C:\Messages\From\psion\は C:\Messages\psion-ml\の「親」では ないので、「閉じ」られる。 したがって、画面は例えば以下の様になるでしょう。 C:\Messages\ C:\Messages\From\ C:\Messages\From\cars\ C:\Messages\From\ktkawabe\ C:\Messages\From\rey\ C:\Messages\From\psion\ C:\Messages\psion-ml\ <--- ここにカーソル *右カーソル 現在のフォルダが画面上で「展開」されていなければ、「展開」する。 その上で、可能な場合にはカーソルを一「階層」下に移動。 *左カーソル/Del 現在のフォルダが画面上で「展開」されていれば、「閉じる」。 その上で、カーソルを一「階層」上に移動。 *TabもしくはSpace 現在のフォルダの画面上での「展開」の有無を強制的に切り替え。 移動はしない。 *上/下カーソル 画面上ですぐ上(又は下)のフォルダにカーソルを移動。 移動後のフォルダが画面上で「展開」されていない場合には、 「展開」する。 移動前のフォルダは「閉じる」。 *CtrlまたはShiftまたはFn+上/下カーソル 同じ「階層」の、最も近い上または下のフォルダに移動。 移動後のフォルダが「閉じている」場合には、「展開」。 移動前のフォルダは「閉じる」。 例えば画面上で C:\Messages\From\ <--- ここにカーソル C:\Messages\From\cars\ C:\Messages\From\ktkawabe\ C:\Messages\From\rey\ C:\Messages\ML\ C:\Messages\Out\ の様な表示がされているとする。 この時、Shift+下カーソルを押すと、カーソルは C:\Messages\ML\ に移動すると共に、C:\Messages\ML\が「展開」され、 C:\Messages\From\ は「閉じられる」。したがって、画面は例えば C:\Messages\From\ C:\Messages\ML\ <--- ここにカーソル C:\Messages\ML\psion-ml-j C:\Messages\Out\ のようになるでしょう。 *Shift+アルファベット 現在選択されている項目と同じ「親」を持つ項目で、入力文字にマッチ するものがあればそれに移動(大文字小文字の差異は無視)。 移動後のフォルダが「閉じている」場合には、「展開」。 移動前のフォルダは「閉じる」。 例えば画面上で C:\Messages\ C:\Messages\From\ <--- ここにカーソル C:\Messages\From\cars\ C:\Messages\From\ktkawabe\ C:\Messages\From\rey\ C:\Messages\From\psion\ C:\Messages\psion-ml\ の様な表示がされているとする。 この時、Shift+Pを押すと、カーソルは C:\Messages\psion-ml\ に移動すると共に、C:\Messages\psion-ml\が「展開」され、 C:\Messages\From\ は「閉じられる」。したがって、画面は例えば C:\Messages\ C:\Messages\From\ C:\Messages\psion-ml\ <--- ここにカーソル C:\Messages\psion-ml\First\ C:\Messages\psion-ml\Second\ C:\Messages\psion-ml\Third\ の様になるでしょう。 3: 用語解説: フォルダの階層: ルートフォルダの階層は0です。 ルートフォルダ直下にあるフォルダの階層は1です。 階層nのフォルダの直下にあるフォルダの階層はn+1です。 例) C:\Messages\がルートフォルダの場合 C:\Messages\inbox\の階層は1 C:\Messages\ML\Psion-ml-J\の階層は2 フォルダの親とは: あるフォルダのパス(フォルダ名を表す文字列、例えば C:\Messages\inbox\)のうち、最後の\記号から、その前の\記 号直後までを取り除くと、それが親フォルダのパスです(上の 例ですと C:\Messages\が C:\Messages\inbox\の親になります)。 フォルダが展開されているとは: フォルダAの直下にあるフォルダ(Aの子フォルダ)が全て表示 されている状態の時、Aは展開されていると言います。 Aの子フォルダが実際に画面に表示されていないとしても、 スクロールバーを使って画面をスクロールすれば表示される 状態であれば、Aは展開されています。 展開されたフォルダは、画面上ではアイコンが「開いたフォ ルダ」の形になっています。 フォルダが閉じているとは: フォルダAの直下にあるフォルダ(Aの子フォルダ)が全く表示 されていない状態の時、Aは閉じていると言います。 閉じたフォルダは、画面上ではアイコンが「閉じたフォルダ」 っぽい形になっています。 展開されているフォルダが閉じられるとは、そのフォルダ自体 は画面から消えないが、そのフォルダ以下のフォルダが画面か ら消える事を指しています。